現在、沖縄県那覇市のお寺[慈眼院（通称：首里観音堂）]に在住

平成18年9月3日より首里観音堂（慈眼院）にて生活をはじめる

コナンがお寺に来て、約半年たった平成19年の正月に、お手やおかわり以外になにかお寺らしいことを覚えてくれないかと思い、まずはご飯の前に「感謝」の意味をもっての「合掌」（右手と左手を合わせることであり、仏教の基本的動作）を教える。
するとコナンはその合掌のしぐさを1日、2日で覚える。
そこでお寺の仏様の前でコナンを横に座らせたところ、仏様の前でも「合掌」をした。

そして、1年後の平成20年1月に、地元の新聞社（琉球新報）が、沖縄のお寺を新聞で紹介したいということで取材に来る。
新聞記者、カメラマンがお寺の取材・撮影をしていると、たまたまコナンが住職のところにきて「合掌」をはじめる。
その様子を見た記者が、心温まるということで平成20年1月17日、琉球新報朝刊の社会面に大きく取り上げ、それがきっかけでインターネット等を通じて「合掌する犬」「お祈りする犬」ということで世界中に情報が発信される。
そんな「合掌する犬」コナンを通して、多くの方々の心の癒しになったり、この殺伐とした世の中に「温かさ」を与えることができるのではと思います。
また、普段、お寺という空間と縁のなかった若い方々、外国の方々がこの「合掌」「感謝の心」に目を向けてくれるのではないかと思い、「合掌犬」という名称がついた今でも、表舞台でコナンの合掌以外のいろいろな表現を多くの方に見て感じていただければと思い活動中。